資源生産部

 資源生産部の役割

 資源生産部は、九州沿岸域で増養殖の対象とされる水産生物の資源や生産の維持増大、気候変動の影響評価と対策の検討などに係る研究開発に関する業務を行っています。

 当部には魚介類生産グループと藻類・沿岸資源管理グループが設置されています。

 魚介類生産グループは、より効率性と収益性の高い養殖技術の開発に貢献すべく、ブリ人工種苗の通年生産技術や優良形質を持ったブリ家系の育種技術開発、海産仔稚魚の配合飼料開発に関する研究を行っています。また、離島地域の漁業振興策としてアサリやウニの資源回復策などにも取り組んでいます。

 藻類・沿岸資源管理グループでは、温暖化等による藻場の変動過程の把握とアワビ類など重要資源への影響評価及び対策技術の開発、ヒラメやハタ類等の沿岸性魚類の資源解析と評価、高付加価値を持つノリ株の収集と特性評価、及び育種に取り組んでいます。

 部の構成

<2020.4.1現在>

資源生産部長

     主幹研究員(1)  -  研究員(1)

  魚介類生産グループ
     魚介類生産グループ長  -  主任研究員(2)  -  主任技術員(1)  -  技術員(2)
     主幹研究員(1)

  藻類・沿岸資源管理グループ
     藻類・沿岸資源管理グループ長  -  主任研究員(4)  -  任期付研究員(1)