粘質状浮遊物調査

17年春季粘質状浮遊物原因生物調査計画


 5機関で、粘質状浮遊物原因生物究明調査に取り組みます。   

1 目 的 
 平成15年と16年の春季(4月から5月)に有明海で大量に出現し、漁業被害をもたらした粘質状浮遊物について、その発生原因を明らかにする。
@介類や底生生物の生殖活動に伴って放出されたもの、A植物プランクトン由来のもの、の2つの原因説に絞って、それら原因生物の出現と粘質状浮遊物の発生との関係を把握する。


2 方 法
 5機関分担して、底生生物・植物プランクトン・粘質状浮遊物を採集し、底生生物及び植物プランクトンと粘質状浮遊物の関連を検討する。
調査期間: 平成17年3月〜5月
調査地点: 浅海定線観測点他の有明海浅海域及び干潟域(図1図2
調査項目: 底生生物、底質、植物プランクトン、クロロフィル、懸濁物、粘質状浮遊物
(調査期間中の4月12日〜14日に水研センター瀬戸内海区水産研究所漁業調査船「しらふじ丸」(138トン)により有明海中央部の調査を実施)


独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所
福岡県水産海洋技術センター有明海研究所
佐賀県有明水産振興センター
長崎県総合水産試験場
熊本県水産研究センター


問い合わせ先: 有明海・八代海漁場環境研究センター
担当;山ア 誠(センター長事務取扱)
    木元克則(有明海・八代海漁場環境研究科長)




トップページへ戻る