平成22年10月28日(木)に、宮崎市第一宮銀
ビル8階会議室にて、西海区水産研究所、九州・山口
水産試験場長会共催シンポジウム「これからの沿岸資源を考える〜沿岸資源管理手法の現状と展望〜」が開催されました。県内外の試験研究機関および行政機関から49名の方々にお集まりいただき盛況のうちに終了致しました。ご来場ありがとうございました。
日本全国において、沿岸資源管理の一環として資源回復計画が実施されています。シンポジウムでは、まず「沿岸水産資源の管理漁業の在り方」についての講演の後、資源回復計画の中で実施されている「体サイズ規制」、「禁漁区」、「種苗放流」、「成育場保全」について、レビューと実例を元に講演が行なわれました。また、宮崎県で資源回復計画の対象となっているカサゴについての研究報告が行なわれました。さらに、適切に管理された水産資源の認証制度としての「海のエコラベル」についての講演が行なわれました。これからの沿岸資源管理を行なう上での問題点の整理と課題について、活発な意見交換が行なわれました。
当日の様子
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