平成22年7月24日(土)に長崎港松が枝国際ターミナルにおいて開催した「海からのメッセージ」は、79名の方にご来場いただき、盛況のうちに終了しました。ありがとうございました。
今回の内容は「海のことを知ってるかな?」、「海の流れの実験」として長崎海洋気象台海洋課の小嶋惇技官が講演と実験を行い、当所からは「大型クラゲはどこからやってくる?」として秋山秀樹東シナ海海洋環境部長が講演しました。講演、実験ともに好評で、実験の時には子供たちが前に出るなど、盛況のうちに終了しました。
@海のこと知ってるかな? クイズをしながら海の広さを実感してもらい、海を調べることで、気候変動や地球環境がわかることを説明ました。
A海の流れの実験 海洋の深層大循環を水槽で再現する実験を行いました。深層循環は地球を巡る大きな流れで、地球の熱の分配に大きな役割を持ち、気候変動にもかかわることを、実験を通して解説しました。
B大型クラゲはどこからやってくる? 2000年代に入って、毎年のように日本周辺海域へやってくるようになった大型クラゲの実態や出現の状況、生活史、発生源に関する推定方法などを、写真や資料を用いて説明しました。