2010年1月14日、沖縄県八重山合同庁舎において、「日台水産研究シンポジウム 〜黒潮源流域における水産業及び水産研究の現状〜」を、沖縄県・石垣市との共催で実施しました。シンポジウムには、台湾行政院農業委員会漁業署の沙署長、水産総合研究センターの中前理事長ほか、水産関係者、一般の参加者など、約100名が参加しました。
シンポジウムでは、台湾側から4つの講演が、日本側からは、沖縄県、琉球大学、水産総合研究センターによる7つの講演が、それぞれありました。講演では、台湾の水産業と海藻養殖の現状、沖縄県の水産業と養殖業の現状が紹介されました。また、台湾でのアジサバ漁業経営の現況と資源変動解析、黒潮源流域の海洋環境などについての調査研究も紹介されました。総合討論では、今後の日台間での研究交流について意見交換が行われ、資源管理分野での交流の深化、ハタ類などの養殖に関する研究成果の漁業者への反映、地場産業の育成につなげることの重要性などについて、意見が出されました。
※開催案内(プログラム等)はこちらです。
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日台双方の講演者と主な出席者 |
当日の様子
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ウミガメについての講演風景 | 質問する台湾からの出席者 |
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講演者席(窓側の席) | 熱心に講演を聴く出席者 |
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