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フタエモク  Sargassum dupulicatum Bory

藻体は40cmから1mを超えるものもある。付着器は盤状である。付着器から伸びる主枝は円柱形からやや扁圧で表面は滑らかである。葉は長楕円形からヘラ形で先は尖らず,縁辺にはするどい鋸歯が並ぶ。まれに葉の先端の鋸歯が二重に並び,杯状に広がる場合もある。気胞は球形で表面は滑らか,気胞頂端の両側に,棘状突起や,翼状の葉を持つことがある。枝や葉の付け根に生じる生殖器官は円柱形からやや扁圧し,数回不規則に分岐する。表面には刺を生じる場合もある。雌雄異株である。

先端部 気胞 生殖器官



【水中写真】
  撮影地:長崎県長崎市見崎町  水深
5.3m  撮影年月日:200673




【生鮮標本】
 採集地:長崎県長崎市見崎町地先

 雌株





 雌 株 拡 大



 雄 株




 雄 株 拡 大



【乾燥標本】
  雌 株

  雄 株

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