石垣支所では、サンゴの有性生殖を利用したサンゴ群集の修復技術などの研究を行っています。その研究の一環として、2007年5月初旬の満月に合わせて研究室において産卵誘発による採卵〜人工授精を行いました(写真)。これを幼生にまで育てて着生実験等を行います。
写真(コユビミドリイシの水槽内産卵)
水槽内産卵の動画(時間:2分半)を掲載しました。
動画の説明文を参考にしながら画面サイズを選択してご覧ください。
※音声はありませんのでご注意ください。
(画面サイズ小(320×240)/画面サイズ大(640×480))
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※農林水産省農林水産技術会議事務局筑波事務所協力のもと動画を掲載しています。
(動画の説明)
このサンゴから放出されるピンク色の粒は、卵一つではなく、複数の卵と精子の塊です。海水より軽いこの粒は海面まで浮上して、ばらばらになり、卵は最も近くにいる自分のコロニーからの精子とは受精しないで、同種の他のコロニーからの精子と受精します。
・産卵日時:2007年5月3日22:25-23:00
・産卵誘発処理:2007年5月2日15:30-17:30
・過酸化水素を5mMになるように飼育水に添加した。
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