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 九州西岸域における水産業上重要な種類を持続的に利用するため、特に減少の著しい種類を対象に、生態や減少原因およびそれらとのじょうずな付き合い方について調査研究を行っています。

沖合域での大型の網によるイセエビ幼生分布調査(左)と沿岸域での稚エビ分布調査(右)


イセエビの生活史概略図
イセエビは沿岸で生まれ、黒潮を越えて沖合域で生活し、1年後に再び黒潮を越えて沿岸域に戻り着底します。

室  長  吉村 拓
主任研究員  清本 節夫
研究員  八谷 光介

課 題 名
期 間
予 算
藻場の変動が磯根資源に及ぼす影響の評価と対策の検討
 ※当課題の20年度成果はこちら(PDFファイル: 404KB)
H18-22
一般研究(交付金)
植食性魚類の採食圧軽減技術開発に向けた基礎的研究
H21
交付金
(研究開発基盤強化費)
残存藻場の維持機構の解明
H19-21
技会プロ研
亜熱帯性ホンダワラ類の分布拡大メカニズムの解明
H21-22
科研費(若手B)

事 業 名
予 算
我が国周辺水域資源調査推進委託事業
「資源評価調査」(マダイ日本海西部・東シナ海系群)
水産庁委託
海水温の変動と餌料環境の変化がアワビ類の資源特性に及ぼす影響の解明 技会

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当研究室における過去の研究課題・業績はこちら
 
九州西岸域の代表的藻場であるクロメ場 葉を食べられたクロメ

クロメを食べるブダイとアイゴ(野外実験風景)
著 者
清本節夫
タイトル
クロアワビ種苗の放流後の減耗と移動
雑誌名
月刊海洋
発行年
2008.11
巻 号
40(9)
ページ
p.529-533

著 者
Kousuke Yatsuya
タイトル
Floating period of Sargassacean thalli estimated by the change in density
雑誌名
Journal of Applied Phycology
発行年
2008.10
巻 号
20
ページ
p.797-800

著 者
八谷光介・西垣友和・道家章生・和田洋藏
タイトル
京都府沿岸におけるホンダワラ科海藻の炭素・窒素・リン含有量の季節変化
雑誌名
藻類
発行年
2008.7
巻 号
56
ページ
p.107-115

著 者
八谷光介
タイトル
舞鶴湾におけるアキヨレモク群落の動態
雑誌名
Algal Resources
発行年
2008.6
巻 号
1
ページ
p.1-8

著 者
吉田吾郎・八谷光介・寺脇利信
タイトル
天然および水槽培養下における褐藻ホンダワラの成長様式
雑誌名
藻類
発行年
2008.3
巻 号
56
ページ
p.1-8

著 者
八谷光介・西垣友和・和田洋藏・竹野功璽
タイトル
京都府沿岸のガラモ場における葉上動物群集(資料)
雑誌名
京都府立海洋センター研究報告
発行年
2008.3
巻 号
30
ページ
p.65-70

著 者
Kousuke Yatsuya
タイトル
Maturation patterns of Sargassum autumnale Yoshida (Phaeophyceae, Fucales) in Maizuru Bay,Sea of Japan
雑誌名
京都府立海洋センター研究報告
発行年
2008.3
巻 号
30
ページ
p.39-42

著 者
八谷光介・西垣友和・白藤徳夫・竹野功璽
タイトル
若狭湾西部海域の無双大谷地先における海藻植生について
雑誌名
京都府立海洋センター研究報告
発行年
2008.3
巻 号
30
ページ
p.27-30

著 者
八谷光介・西垣友和・白藤徳夫・竹野功璽
タイトル
宮津市養老大島地先の造成藻場における流れ藻捕捉装置の効果と植生遷移
雑誌名
京都府立海洋センター研究報告
発行年
2008.3
巻 号
30
ページ
p.31-37

著 者
Yatsuya, K , Nishigaki, T , Douke, A , Wada, Y
タイトル
Seasonal changes in biomass of macrophytes stranded on Yoro Beach along a sargassacean forest in Wakasa Bay, Sea of Japan
雑誌名
Fisheries Science
発行年
2007.6
巻 号
73(3)
ページ
p.609-614