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 沿岸の漁場や沖合の漁場の海水に含まれる栄養塩がどのようにして作られ、またこの栄養塩を利用して植物プランクトンがどのように増えるのかの仕組みについて、水温や太陽の光の強さなども測りながら調査研究を行っています。

海水中の植物プランクトンの活性(一次生産量)を測定するために、船の上で人工的に海の中に似せた光や温度の環境を作って植物プランクトンを育てるための水槽(擬似現場甲板水槽) 左の水槽で育てた植物プランクトンの活性(光合成の速さ)を測る機械(質量分析計)

室  長  長谷川 徹
主任研究員  長田 宏
主任研究員  清本 容子
主任研究員  岡村 和麿

課 題 名
期 間
予 算
東シナ海域における陸起源物質負荷が生物環境に及ぼす影響の解明
 ※当課題の20年度成果はこちら(PDFファイル: 453KB)
H18-22
一般研究(交付金)
沿岸海域における安定同位体比エンドメンバー特定のための新手法の開発
H21
交付金
(研究開発基盤強化費)
東シナ海域における海洋環境と低次生態系のモニタリングと影響評価
 ※当課題の20年度成果はこちら(PDFファイル: 414KB)
H18-22
技会プロ研
長江起源水による東シナ海生態系の変調把捉に関する研究
H21-23
地球環境研究
総合推進費

事 業 名
予 算
我が国周辺水域資源調査推進委託事業
資源評価広報等指導事業(沿岸沖合漁海況予報)
水産庁委託
我が国周辺水域資源調査推進委託事業
資源動向要因分析調査
水産庁委託
大型クラゲ国際共同調査 水産庁補助事業

平成21年度研究課題・事業一覧はこちら
 
当研究室における過去の研究課題・業績はこちら
 
人工衛星海色センサーSeaWiFSで見た2001年7月2日の東シナ海におけるクロロフィルの分布(NASDA/EORC提供)

著 者
清本容子・山田一来・中田英昭・石坂丞二・田中勝久・岡村和麿・熊谷香・梅田智樹・木野世紀
タイトル
有明海における透明度の長期的上昇傾向及び赤潮発生との関連
雑誌名
海の研究
発行年
2008.9
巻 号
17(5)
ページ
p.337-356

著 者
田中勝久・清本容子・岡村和麿・児玉真史
タイトル
筑後川懸濁物質負荷の実態と有明海北部海域環境への影響
雑誌名
海と空
発行年
2007.4
巻 号
82(3-4)
ページ
p.81-86