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議 題 | 結 果 の 概 要 |
1.開会 2.挨拶 3.座長の選出 4.協議事項 1)試験研究の成果に関すること 2)研究ニーズに関すること 3)研究交流・連携に関すること 4)「水産研究・技術開発戦略」の進捗状況の整理 5)その他運営・シンポジウム等に関すること 5.その他 6.閉会 |
西海区水産研究所石垣支所資源増殖研究室長が開会を宣言。 所長より挨拶のなかで最近の情勢等について説明。 座長に石垣支所長を選出。 研究成果として鹿児島水試から「八代海南部におけるクルマエビの分布および成熟について」、沖縄水試から「マグロのヤケ防止法の検証」、石垣支所から「改良袋網による小型定置網ウミガメ混獲防止」と「ポップアップタグによる推定位置と追跡調査でのGPSによる位置との比較」の計4課題について報告がなされた。「クルマエビ」については、海区水産業研究部会で協議、他の3課題については、西海ブロック研究成果情報の候補とすることを亜熱帯部会として了承した。 平成14年度の研究ニーズのうち、亜熱帯部会で扱うことになっていた4課題について協議がなされた。(1)「マチ類」については石垣支所の沿岸・沖合資源研究室で対応する、(2)「ソデイカ」については、日水研が事務局を務めているイカ類資源研究会議で取り扱う方向で日水研と協議する、(3)「亜熱帯性魚介類および亜熱帯性魚類の稚仔」については琉大を中心に沖縄水試、石垣支所等の共同研究として課題立てをし、技術会議の高度化事業に応募する、との方針で臨むこととした。高度化事業については、参加希望の機関がある場合には石垣支所長まで連絡することとした。平成15年度に鹿児島水試から出された「健康で病気に強い養殖魚」については、水産養殖関係試験研究推進会議で取り扱うこととした。 鹿児島水試では、鹿児島大との交流を中心に11課題を実施しているが、新規課題はない。鹿児島水試指宿内水面分場では鹿児島大との共同研究としてニホンウナギ資源調査を実施した。沖縄水試からはオキナワモズクに関連し2課題の共同研究について説明がなされた。石垣支所の共同研究は3課題(共同研究契約を結んでいるもののみ。プロ研での共同研究は除く)である。 平成14年度は「戦略」対象として全ての研究課題をリストアップしたが15年度は西海ブロック推進会議では「戦略」の達成状況の把握は行わないこと、栽培漁業部の成果については後日提出される予定となっていることが企画連絡室から報告された。鹿児島水試、沖縄水試、石垣支所から研究課題について概略が報告された。 沿岸資源研究室長から、12月2日に福岡市で開催された日本海・九州西広域漁業調整委員会第5回九州西部会で、マチ類4種が資源回復計画対象魚種に決定されたことが報告された。沖縄水試の新築・移転計画については、16年度の予算には計上されなかった旨、報告された。亜熱帯部会の運営等について意見がある場合には、石垣支所長まで連絡するすることとした。 本部研究開発官からプロジェクト関係課題募集・審査・採択スケジュールについて説明があり、予算が厳しい折、積極的に応募するよう要請がなされた。 座長が閉会を宣言。 |