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議 題 | 結 果 の 概 要 |
1.開 会 2.挨 拶 3.座長選出 4.協議事項 1)研究ニーズに関すること 2)研究交流・連携に関すること 3)試験研究の成果に関すること 4)「水産研究・技術開発戦略」の進捗状況の整理 5)その他運営・シンポジウムに関すること 5.その他 6.閉会 |
西海区水産研究所東シナ海漁業資源部底魚生態研究室長が開会を宣言。 所長より挨拶のなかで最近の情勢等について説明。 東シナ海海洋環境部長を座長に選出。 前年度に出された研究ニーズに対する対応について総括した。その中で、ニーズに応えて開催したシンポジウム「対馬暖流域における海洋変動と漁業生産」が80名を超える参加者を得て成功裏に終了したことが報告され、コンビナーを代表して東シナ海漁業資源部長より協力に対する感謝の意が述べられた。 今年度における研究ニーズについては、資源・海洋部門に共通する事項1件、資源部門事項5件、海洋部門事項3件であった。これらのニーズを性格、解決の出口の可能性、それぞれの観点から分類・整理し、次の二点について連携・共同して取り組むことが申し合わされた。 @ケンサキイカの生態把握と資源増大を目指した今後の対応を検討するため、各県担当者を中心とした研究集会を開催すること。 A予算逼迫により存続が危惧される定線観測に関する対策を検討すること。 各県の研究交流の実態を一覧表として提示し、意見を交換した。資源・海洋部門で新たな動きは無かったが、今後の連携協力の参考とすることが申し合わされた。 漁業資源分野の成果が4件、海洋分野が1件の内、次の4件を推進会議に提出することとした。 ・沖合水域における漁場造成適地の選定と造成手法の開発(山口県水産研究センター) ・対馬海区におけるクロマグロ幼魚漁獲量予測手法の検討(長崎県総合水産試験場) ・東シナ海・日本海産トラフグの資源解析(VPA)の試み(西海水研他) ・九州南西海域における黒潮流軸の南北移動(西海水研) 今年度は戦略の進捗状況の整理を本部で一括して実施することから、部会では各機関の課題一覧を示し、相互に参考とすることとした。 特段の意見はなし。 本部研究開発官からプロジェクト関係課題募集・審査・採択スケジュールについて説明があり、予算が厳しい折、積極的に応募するよう要請がなされた。 座長が閉会を宣言。 |