九州沿岸域水温情報

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 近年、長崎県を始めとする九州各県では、本来はより南方水域に生息する魚介類が出現したり、本来出現しない季節に現れたりするなど(例えば、長崎県近海ではハリセンボンの越冬が確認されています)、これまで知られていなかった現象の報告が相次いでいます。地球温暖化との関連性も示唆されていますが、実態はまだよくわかっていません。

 暖流第3グループでは、その実態解明の一環として、九州西岸の富江(長崎県)、甑島西・笠沙(鹿児島県)に水温計を設置して水温の連続観測を行っています。これらの水温観測結果を、適宜このホームページ上で公開します。九州沿岸域の水温変動がどれほどのものか関心を持っていただくとともに、漁業活動などにご利用いただければ幸いです。また、この水温変動に関連して何らかの現象を観察された場合(例えば珍しいものが獲れたとか、大量に漁獲された、透明度が上がったなど)は、ぜひ下記連絡先までご一報ください。

 なお、これらの水温観測は、五島漁業協同組合の組合員各位、長崎県総合水産試験場、(有)マル昌水産、笠沙町漁業協同組合の組合員各位、鹿児島県水産技術開発センターのご協力のもと、実施しております。この場を借りまして深く感謝の意を表します。

 連絡先 : 水産資源研究所 電話095-860-1600(代)


水温観測地点(水温計は水深10mに設置) 
観測地点をクリックすると状況が表示されます!


 

水温情報(水温観測結果は年2回程度更新します。)

   富 江(五島市) 2023/12/14更新

   甑島西(薩摩川内市) 2024/06/13更新

   笠 沙(南さつま市) 2024/05/22更新