イベント情報

 「漁業データ解析と生態系研究に関するミニワークショップ」を開催します。

 近年生態系に基づく漁業管理の必要性が叫ばれ、水産資源や海洋生態系の長期的な変動履歴を踏まえた現状評価と持続的利用の実現が求められている。そうした研究ニーズに応えるためには、長期漁業データを新たな切り口から解析すること、資源調査を生態系モニタリングとしても活用することが重要であり、データの所在やモニタリングの内容、新たな解析手法などについて研究者間で一層の情報交換を図る必要がある。
  本ミニワークショップは、西海区水産研究所と国際水産資源研究所(旧 遠洋水産研究所)の研究者が中心となり、水産データを使った資源解析や生態系解析に関する研究事例を紹介するとともに、統計解析ソフトRを用いた一般化線形モデル(GLM)や一般化線形混合モデル(GLMM)の実習を行い、情報交換と研究交流を図る。水研外の研究者の参加も歓迎する。

  • 日   時 : 平成23年9月15日(木)10:00~16:30
  • 場   所 : 水産総合研究センター西海区水産研究所 中会議室
  •          (851-2213 長崎県長崎市多以良町1551-8 電話:095-860-1600)

  • 世 話 役 : 大下誠二 (西海区水産研究所 oshimo@affrc.go.jp)
             米崎史郎 (国際水産資源研究所 yonez@affrc.go.jp)
  • プログラム 
    第一部(話題提供)10:00~12:00
    1)漁業モニタリングデータに基づく生態系研究への取り組みとモデル解析(国際水産資源研究所 米崎史郎)
    2)水産データ解析のためのGLMの基礎的理解(国際水産資源研究所 清田雅史)
    3)GLM, GLMMを用いた水産データの解析:トロールCPUEの標準化を例として(国際水産資源研究所 奥田武弘)
    4)大中型まき網漁業の対象種の多様度と総漁獲量との関係:東海・黄海における事例研究(西海区水産研究所 安田十也)
    5)オットセイ胃内容データが反映する東北沖生態系の長期変動(国際水産資源研究所 米崎史郎)

    第二部(実 習)13:30~16:30
    6)最小2乗法、最尤法とパラメータ推定:GLMの裏側とその応用(国際水産資源研究所 清田雅史)
    7)水産データへのGLM、GLMMの具体的適用(国際水産資源研究所 奥田武弘)